2010' 1 / 26

速度型MFBドライブによる小口径のシングル・コーンで自然で包み込まれるような雰囲気まで再生できるようになっていますが、音源によっては低域の伸びやリアルさが十分でなく限界を感じることがあります。

最大ダイアフラム振幅(Max Xcursion)が小さく超低域のレスポンスを十分に上げられないのが原因です。最大ダイアフラム振幅が大きいユニットをマジサウンド・カタログをパラパラして・・・・見っけ!ました。

23W/4557T00N

SCANSPEAKの23W/4557型サブウーファです。リニア・ダイアフラム振幅±13mm、最大ダイアフラム振幅±20mm、最低共振周波数20.5Hz、連続最大入力225Wとすごいスペックです。

このユニットをMFBドライブしてウーファとして使えば、0dBの16フィート・パイプ・オルガンや、等身大の鬼太鼓座の3mの和太鼓、真下で聞く梵鐘の響き、至近距離で聞く夜空を彩る2尺玉のとどろき、蹴飛ばされたマイクスタンドの振動、風に吹かれるコンデンサ・マイクの自然さなどなどが、もっとリアルに再生できそうな気がします。なんか音楽からだんだん遠ざかっていますが・・・・。

「もうちょっとだけ」と自分に言い聞かせて・・・・いつものBSNで発注しちゃいました。

23W/4557T00N

バナー・スペック

能率 : 83 dB
最低共振周波数: 20.5 Hz
ボイスコイル直流抵抗: 3.4 ohm
ボイスコイルインダクタンス: 0.47 mH
ダイアフラム等価質量  : 106 g
Qファクタ : 0.44
リニア・ダイアフラム振幅: ±13 mm
最大ダイアフラム振幅 : ±20 mm
ボイスコイル径 : 50 mm
連続最大入力電力 : 225 W
自重: 4.6 kg

 

入荷しました

きれいな化粧箱に入って我が家に到着しました。日本製と異なりスペックシートや取り付けネジなどの添付品がなくさっぱりしています。

センター・キャップの共振対策でしょうか?放射リブがアトランダムで面白い構造です。大きなダイアフラム振幅をサポートする超幅広のロールエッジです。

メーカ公表スペックとの差異を確認するために丸椅子に裸で乗せて測ってみました。

測定の模様

 

インピーダンス特性

メーカ発表と同じで周波数特性に鋭いピークを示す6〜7kHzで、わずかにインピーダンスカーブ変化が認められます。

インピーダンス特性

周波数特性

20Hzのレスポンスは100mmの至近距離とは言え市販のスピーカシステムより優れています。このまま、エンクロージャ無しで使えるのではと思えるほどです。

6〜7kHzはメタル・コーン特有の鋭いピークで音に強い個性を加えます。このコントロールは難しい分楽しみなところでもあります。

周波数特性

ひずみ率特性

30Hzで1%を切っています。これはすごいです。

ひずみ率特性

プラン

強固な構造の小型密閉箱に組み付けてMFBドライブで20Hzをフラットにチューニングしてマルチウェイ・システムのウーファとする予定です。