2011'06/10
サイン波ステップ信号をスピーカ で再生して、入力信号と同じに出来た。それならば方形波も ?
持ち続けた夢「何も足さず」「何も引かず」「何一つ損なうことなく」音楽 そのものを聞きたい。
ターゲット波形
可聴帯域全域の20Hzから20kHzのBPFと同じ方形波であれば良さそうだ。 ターゲット波形をSPICEシミュレーションする。周波数は可聴帯域の中心周波数、√(20Hz x 20000Hz)=640Hz、(周期1.56mS)とした。
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シミュレーションBPF回路 (20Hz〜20kHz) |
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周波数特性:±3dB以内、位相回転は±45度以内がターゲット特性だ。
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シミュレーション周波数特性(赤)/位相特性(青) |
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ターゲットの方形波だ。低域カットオフで波形サグが、高域カットオフが波形の立上がりを制限していることがわかる。
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シミュレーション方形波 |
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10F2242GオプティマイズドブリッジTMMFBドライブ
SCANSPEAK製10F4424G型、有効径68mmのユニットをオプティマイズドブリッジTMMFBドライブした とき。 レベル偏差±3dB以内の周波数帯域は少し狭い23Hz〜16kHzで、20Hz〜20kHzの位相回転は225度まで達成している。
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10F2242GオプティマイズドブリッジTMMFBドライブ:周波数特性(青)位相特性(赤) |
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このときの方形波だ。 周波数特性の凸凹や、位相特性の急峻な回転や細かな変位が原因で近い形だがトップとボトムのサグ(傾きが)が大きく凸凹で湾曲している。あと一息だ。
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方形波(10F2242GオプティマイズドブリッジTMMFBドライブ) |
SSCドライブ
SSCによって20Hzから20kHzの可聴帯域全域 補正している。レベル偏差、位相変位ともそれぞれ±3dB以内、±45度以内が実現できる。帯域外特性がどのように影響するのか?期待が膨らむ。
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10F2242GオプティマイズドブリッジMFB+SSC |
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十分な波形品質の方形波だ。やったね!
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方形波(10F2242GオプティマイズドブリッジMFB+SSC) |
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同じく三角波だ、 元信号に限りなく近い。ビューティフルだ。
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三角波(10F2242GオプティマイズドブリッジMFB+SSC) |
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コンクルージョン
どうしたら出来るかをこつこつ重ねてようやく・・・方形波再生に手が届いた。
「ダンピング」 を触って確認することが出来る。 「トランジェント」を目で観ることができる。 「タイムドメイン」を波形で確認できる。
全てのスペックが別次元のスピーカシステムだ。どこにも無い自分だけの最高がようやく出来た。(^^);/2011年6月3日だ。