2011' 9 / 30

SSC(Sound Stage Conductor)にバンドルされているPhile Playerは音を劣化させる要因が無 い。音楽データが一切の加工無しにオーディオI/Fに転送される。また、 コンデンサ・スピーカはダイアフラム共振がなく入力信号がそのまま音響信号に変換される。部屋の影響が無いSTAXのコンデンサ・イヤ・スピーカはまさに音楽信号がそのまま音響信号に変換される。

少し大掛かりだがこの組み合わせで聴くハイ・サンプリング/ハイ・ビット音源は 、まるで時を越えて収録現場にいると錯覚させてくれるほどで生演奏を髣髴とさせてくれる。192kHハイサンプリング音源をサポートするサウンドカードを組み込んでリアルなプレゼンスが手軽に楽しめるコンパクトなシステムを構成してみた。

コンピュータ・システム

SSC/Phile Playerに限らずいわゆるソフトウエアプレーヤの環境である ウインドウズマシンは非力だとアップデータのDLやインストールなど意図しない処理サイクルでパワーを使い切ってしまい音切れが発生することがある。 そればかりか、ネット接続が前提のハイサンプリング音源はウイルスチェッカが欠かせないが、ウイルスチェッカによっては音楽再生中にインタラプトをかけるものがあって選定には注意が必要だ。

十分なCPUパワーと静かな排熱ファンが期待できるTDPが35Wと極小のデュアルコアCPU、PentiumG620Tをチョイスした。メモリはRAMディスクを併用してメディア分散処理を想定し8GB/DDR3メモリを 、Moboは最新の4.8GbpsのUSB3.0や6GbpsのSATA3をサポートするAsrockのH61M/U3S3、ストレージ・メディアはSATA3のSSD128GBなどで固めている。

PentiumG620T、8GBRAMとH61M/U3S3

ロープロファイルCPUファン

標準CPUファンはロープロファイルで薄型ケースにぴったり収まった。

ロープロファイルの標準CPUファン

グラフィックBIOS

H61M/U3S3の最新のBIOSはグラフィカルなマウス操作で行う。CPUファン、ケースファンともに回転数が静かなLevel1に設定している。

FAN回転数設定の模様

パフォーマンス

SSCの環境はVISTA(SP1以上)またはWin7だ。最新のSP2(サービスパック2)適用のVISTAをチョイスしたが、一番低いグラフィックスでも5.1と高スコアで、なによりもWin7で感じる一呼吸遅れる感じが皆無でさくさく動く。

ウィルス・チェッカはマイクロソフトが無償で提供しているWindows Essentialを導入してみた。有償・無償を問わず他のウィルスチェッカに見られるわずらわしいポップアップ表示や広告が無 い。 まだ長時間使っていないので恒久的か否かは定かでないがWindows Essentialが再生を止める現象は発生していない。

パフォーマンス

 

ケース内部

サウンドカードのASIO化

SSCのオーディオI/FはASIOが必須だが、大多数のサウンドカードはASIO非対応だ。OnkyoのSE200-PCIをASIO4ALL( http://www.asio4all.com/ からDL)を適用してASIO化する。

組み込みは、標準のドライバーを指定通り組み込み、その後、ASIO4ALLをインストールだけと簡単で、WDMドライバー がASIOドライバーになる。

Silver Stone LC19Bに組み込んだ

SSCセッティング

SSCの設定の画面キャプチャだ。

SSC CROSSOVER画面 (抜粋)

 

SSC IOセットアップ画面

 

SSC ASIO ドライバー画面

Detailで設定画面を、右下の工具マークをクリックして変更画面を開き、スライドバー(ASIO Buffer Size)でバッファサイズを最大の2048としている。

ASIO設定画面

SE200-PCIのパネル設定

SE200-PCIのパネル

Phile Playerを呼び出して音楽ファイルドロップしてVolumeをあげる。

SSC / Phile Player パネル

SSC/コンデンサ・イヤー・スピーカ システム

リアパネルのサウンドカードのRCAジャックからの出力をピンケーブルでSTAXのSRD-X/コンデンサ・イヤ・スピーカ・システムに接続する。操作はSSCを起動してSetup画面を呼び出し、ASIO driver画面でOKをクリック、Phile Playerを呼び出して再生と手順が必要だ。

コンサートホール会場のありとあらゆる音が手に取るようにわかり、 ライブ録音のあの日にいるのではと思えるリアルなプレゼンスがある。不思議な経験ができる唯一のといって良いパフォーマンスがある。

SE200−PCIバックパネル

 

SSC/コンデンサ・イヤー・スピーカ システム