2011'11/10

SSCマイク/ライブレコーディング

スピーカを変えると音は変わってしまいます。それにリスニングルーム固有の癖や特有の響きが加わってさらに大幅に変わってしまう現実があります。従来のままの再生装置では原音、すなわち生の楽器 と同じ音を再生するのはとても難しいといえます。

SSC(サウンド・ステージ・コンダクタ)とオプティマイズ・ドブリッジTMMFBの組み合わせでドライブするリファレンス・スピーカは20Hz-20kHz可聴帯域全域にわたりフラットな周波数特性と入力信号と同じスピーカ出力波形が得られるようになっています。

もうひとつ踏み込んでSSCの測定マイクで音楽の収録を行えば、マイクそのものの偏差さえもキャンセルできることになります。演奏会場の音をそのまま信号に変換してリスニングルームに伝送するのと等価になるわけです。生の楽器の音が 再現できそうです。

リファレンススピーカ周波数特性

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ECM8000 周波数特性

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レコーディング機材

測定用マイクのベリンガーECM8000は導入するときにバックアップを考えてペアリングしています。ステレオ 録音に都合が良いといえます。収録と再生系のキャリブレーションの双方で全く同じものを使いますので固体差さえキャンセルできるわけです。

デジタルレコーダはコンパクトで機動性が高いファントム電源内蔵のZOOMH4型、生録環境は電源がないことが多く重宝しています。録音対象である音楽 信号は孤立波で、一定振幅の連続サイン波ではありません。孤立波の再現には5倍程度のサンプル・レートは必然なので96kHz24bitフォーマットを選んでいます。

ECM8000 ペアマイクとデジタルレコーダH4 

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ライブ・レコーディング

屋外の花火やクラブやホールなどの演奏のライブレコーディングの模様です。より良いマイクセッティングなど手探りの状況ですがマイクの位置で聴いたのと同じリアルなひびきまで生々しく再現してくれます。アコースティック楽器が持つ伸びやかで柔らかい響きや隅々にまで広がる美しいホールトーンの余韻まで再現してくれます。♪

花火

ジャズ

クラシック

エピローグ

ずっと昔、ヘッドフォンで聴いたバイノーラルレコードの不思議な思い出、位置関係やまわりの雰囲気まで手に取るような音のリアルさと、それをスピーカで再生したときのあまりの不自然さ、落差の大きさに驚いたものです。何かの解説 「バイノーラルソースはスピーカに向かない」は従来のスピーカとリスニング環境に原因があるんだと分かります。

最新の高音質レコーディングの中には純度を最優先に一切の加工無しに直接ハイサンプリング・データを提供してくれるものも見受けられるようになっています。 また復刻版の中にはマザーテープから加工なしにDSD変換するなど音が変わる要素を可能なかぎり除いたものも入手できるようになりました。生さながらに楽器の質や奏法はもとより録音会場の雰囲気まで手に取るように楽しめるようになってきています。